国際支援活動

1986年~

児童養護施設(エンゼルホーム)

児童養護施設(エンゼルホーム)

親の病死や離婚、失踪など、さまざまな事情により十分な教育や生活の機会を得られず、将来への希望を持ちにくい状況に置かれているこども達がいます。当協会では、そうしたこども達が落ち着いた環境の中で毎日を過ごし、自分らしく成長していけるよう、バングラデシュにて児童養護施設「エンゼルホーム」を運営しています。

エンゼルホームでは、こども達が広い敷地の中で共同生活を送っています。食事や学習、掃除、あいさつ、仲間との関わりなど日々の暮らしの中で、将来自立した生活を行う上で必要な社会生活のリズムを身につけ、助け合いながらの生活の中で周囲を思いやる心を育んでいます。そして、集団の中でそれぞれが自分の役割を担うことで、約束や決まりを守ることの大切さを学んでいます。

安心できる家庭的な雰囲気の中で、人とのつながりのあたたかさを感じながら学びと経験を重ね、こども達は自立に向けた力を身につけています。国際エンゼル協会が運営するエンゼルホームでは、このようにこども達が自らの足で未来へ歩み出していけるよう支援しています。

2005年~

YURIKOエンゼルスクール

YURIKOエンゼルスクール

本協会の創設者・故川村百合子の「社会や人のために喜んで働ける人を育てたい」という理念のもと、国際エンゼル協会では独自にプライベートスクール「YURIKOエンゼルスクール」を運営しています。

YURIKOエンゼルスクールは小学校1年生から10年生までを対象とし、こども達は日々の学校生活の中で基礎学力の習得に加え、規則正しい生活や仲間との関わりを大切にしながら成長しています。学習だけでなく、副科目や文化活動、スポーツにも力を入れ、さまざまな経験を通して自ら考え行動する力や、周囲と協力しながら物事に取り組む姿勢を育てています。

また、日々の学校生活の中では、あいさつや礼儀、仲間を思いやる心、周囲への感謝の気持ちが身に付くよう、日々の関わりを大切にしながら指導を行っております。こうした積み重ねを通じて、こども達が将来社会の中で自らの役割を果たし、力強く歩んでいける力を育んでいます。

1995年~

識字教室

識字教室

教育を受ける機会のなかった農村地域の女性を対象に、1期(6ヶ月)180名の識字教室を開講しています。宗教的・経済的な背景や社会的な慣習により学ぶ機会に恵まれなかった女性達は、文字の読み書きができないことで日常生活において多くの不便や制約を抱えています。

教室では文字の読み書きに加え、計算や日常生活に必要な知識なども教えています。女性達にとって識字教室は、自分の名前が書けるようになることや文字を読めるようになることを通して、学ぶことの楽しさや新しいことを知る喜びを実感できる場となっています。また、母親が学び始めることで本人の意識にも変化が生まれ、家族の中でもこども達の教育への関心が高まるなど、次の世代へとつながる広がりも見られます。

一人ひとりが学びを通して新たな一歩を踏み出し、自分の力で生活をより良くしていけるよう願っております。

1999年~

保健・医療事業

保健・医療事業

地域における医療環境の向上を目的に診療所を開設し、地域の方への医療サービスを提供しています。医療機関の数が限られているエンゼルホーム周辺地域において、比較的利用しやすい診療体制を整えることで、多くの人々が安心して受診できる環境づくりに取り組んでいます。診療所では一般的な診療に加え、理学療法などの予防的なケアにも力を入れ、日々の健康管理を支えています。また女性医師による診療にも対応しており、宗教的・文化的な背景から女性医師による診察を希望する方にも配慮した体制を整えています。

あわせて、農村地域においてはトイレの設置を進めるなど、衛生環境の改善にも取り組んでいます。学校によっては十分な衛生設備が整っていないため、トイレ環境を理由に登校をためらうこどもも少なくありません。そうした状況の改善につなげるとともに、日常生活の中で清潔な習慣が定着するよう、設備の整備とあわせて意識の向上にもつなげています。